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本書籍は、屋久島で長年ガイドをされているNORI. YOKOYAMAさんの著書です。
作中ではガイドブックに書かれていないような、屋久島の森や山の神のお話が記載されています。
屋久島の森がなぜ特別なのか。屋久島がなぜ神の島と呼ばれるのか。
この書籍を読んでから屋久島に行くのと行かないのとでは、森の見方が180度違ってくると言っても過言ではありません!
おすすめの読者
- 屋久島に行くすべての方
- 屋久島の森が特別な理由に興味がある方
書籍情報
タイトル | 屋久島物語 ユキとYAKUSHIMAの神 |
著者 | NORI. YOKOYAMA |
出版社 | 玄武書房 |
発行日 | 2020/7/3 |
ページ数 | 77 |
【POD】屋久島物語 〜ユキとYAKUSHIMAの神〜 [ NORI.YOKOYAMA ] 価格:1320円 |
あらすじ
娘の病気を治してもらうために、森の賢者のイタチに導かれながら、母親が屋久島の山の神に会いに行く物語です。
感想
私は実際に、横山さんがガイドする縄文杉トレッキングツアーに参加しました。そこで屋久島の森について話を聞く中で、いかに漫然と森を歩いていたのかを知ります。
前日に白谷雲水峡に行って私が感じたことは、苔むして緑で幻想的な美しい森、最高の非日常体験。正直この程度でした。
横山さんの話を聞く中で、屋久島が花崗岩でできた島で、基本的に土壌に恵まれていないこと、そんななかで世界遺産にも登録されるような雄大な自然が作られたのには、蘚苔類が重要な役割を果たしていることを学び、苔や森を見る目が自分の中ではっきりと変わることを認識しました。
蘚苔類が屋久島にとって重要なのにも関わらず、UNESCOの陳述書には「苔」の一文字も出てこないことに対して、納得がいかないという話もされていました。世界遺産に登録された理由だけでは本質を見失うこともあることはしっかりと自覚しないといけないですね。
横山さんのガイドで私の屋久島の旅がより充実したことは言うまでもありません。
本書籍は、そんな横山さんの伝えたいことが、エッセンスとして詰め込まれた書籍になっています。
ガイドブックに載っている白くて美しい巨木をただ見ただけで終わってしまわないよぅに、屋久島旅行前には是非読んで頂きたい書籍です!
【POD】屋久島物語 〜ユキとYAKUSHIMAの神〜 [ NORI.YOKOYAMA ] 価格:1320円 |
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